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2026/02/04 14:45 |
ぼんやりとした木曜日
さて本日も日記を書いてみる訳だが、やはり毎日毎日書こうとするとろくに物事も起こっていないので何を書くべきなのかいまいちわからなくなるものであることだよ、と今書いてみて思った、「〜であることだよ」って書いて文章を終えると、古文でやった和歌の解説書のようでなかなか味わい深いものであることだよ。

そんな言葉遊びはいったん置いておいて、本日の日記である。木曜はわりと毎週のんびり過ごしている。なぜなら午前中にすることがあまりないからだ。要するに起きるのが遅いわけである。今日は10時半くらいまで寝ていた。そして起きてすぐ外に出て、CILTA(大学の語学コース)の登録料の払い込みに出かけた。CILTAの受付は午後もやっているのだが、銀行に出向いて入金せねばならないため、窓口がやっている時間内に行かねばならなかったのだ。

このコース、登録料が奨学金留学生だからタダにならないかなーとか甘いことを考えていて、しばらく払い込まないでいたら催促が来たので、一応奨学生なんだけどやっぱり払うの? ってメールで丁寧語で聞いてみたら、このコースは払わなきゃダメ、という内容の丁寧なメールが来て、本日払い込みと相成ったわけだ。大学の登録料は大幅にディスカウントされたんだが、やっぱり語学コースまでは面倒見てくれないらしい。

そんなわけでそこそこ大金を銀行で払い込み、ついでに街をぶらついた。とりあえずupim(中級デパート)にて布団カバーが入荷したか確認する。やっぱりしてない。いつだ。いつ来るんだ紺色の布団カバー。お前のために無駄に寝具関係のイタリア語に詳しくなったというのに。店員に聞いても「来るのは確かだ、だがいつかはわからない」というイタリア的返答をもらうばかりである。ちなみに土曜に最初にある店員にこの質問をして、次に同じ店員に火曜にしたところ、私のことを覚えていたらしく、「土曜も来たよね」って言われた。ていうか毎日来てるよ、あなたが勤務してない曜日も。

失意の中、そこからまた歩いて、Piazza Maggioreの脇から入る小道にある古いメルカートで夕飯用の肉を買った。家に電子レンジがないので、買いだめして冷凍という技が使えない。外に放置して解凍というのも考えたが、なにせ一日中リスカルダメント(要するに集中式の暖房。ガスで水をあたため、その水が家の中の各所に設置された蛇腹型のパイプの中を通ることで部屋をあたためる)が低温でつきっぱなしなので、何となく怖くてやりたくないのだ。

そのまま、肉を持ってぶらぶら歩く。一応帰る方向で歩く。何せまだ飯を食っていない。どうしたものか、と思いAちゃんに電話をすると、彼女は外でPizzaを買って食べるというので、私も外で済ますことにした。最初は帰り道をちょっとはずれたところにあるBANDIGAというカフェで食べようかと思ったのだが、何か時間があわなかったか、人が誰もいないのでやめた。結局、家の近くのPorta Saragozzaまで歩いて、その城門を通り抜ける直前にあるPizzaの店で朝昼食をとった。

この店は、先日G語大のW先生がこちらにいらしたときに、「ローマ風のPizzaで悪くないよ」とおっしゃっていた店だ。前からちょっと入ってみたかったので、この機会に行ってみた。奥にちゃんと窯があって、とても薄い生地のおいしいPizzaを出してくれた。ローマ風、というのを私は知らないのだが、ここの生地の薄さがそれを示しているのだろうか。いかにも手で伸ばしてますという感じの正円にはほど遠い、何ならボローニャの街のような形のPizza Specialeがやってきた。ちなみにこのPizza Speciale、のっているのはProsciuto cottoとひき肉、生マッシュルーム、トマト、モッツァレラで、6ユーロ。これに炭酸入りの水と、食後のCaffe macchiato、コペルト込みで11ユーロちょっとである。普段は家で食べるので、昼飯としては結構豪華だ。店の感じも悪くなかったし、またそのうち行きたいと思う。

食後、文房具屋に寄った。いろいろとコピーやらプリントやらがちらばるので、A4ファイルが欲しかったのだ。あとチケットなどを入れる、小型のファイルも。ちなみにこの小型ファイル、Deep Purpleのライブチケットが入っている。先日、日本語を勉強しているイタリアの子たちと飲んだとき、その中のひとりとちょっと音楽話で盛り上がって、何となく行ってみることにしたのだった。来月真ん中あたりだ。Deep Purple、好きだけどすごく詳しいわけではないので、現在勉強中である。でも英語の歌流しながらイタリア語の本読んでたりすると何だか頭の中がカオスになるので、何もしてないときに流す方向でいこう。

自宅に帰って、ファイルにそれぞれの紙類を仕分けしたのち、14時半頃から、本日16時半に始まるイタリア語学校(こちらは私立だ)の宿題を始める。昨日夜やろうと思ったら眠すぎて落ちたのだ。家を16時には出ないといけないので、ちょっと急いだ。「ここで接続法を使うか直接法を使うか」という判断を問われる問題だったが、その判断よりむしろ主語を間違える私には、根本的な何かが育っていない気がする。

15時40分頃宿題が終わったので、ちょっと質問をしたくて母親にskypeで話しかける。実は土曜に展覧会を観にフランスのパリに行く(そして日曜の朝に帰る……)のだが、そもそもヨーロッパ国内から他のヨーロッパ国内へ飛行機で移動した経験がない(多分)ので、何時間前に飛行場に入るべきかわからなかったのだ。ちなみに基本的には1時間半前らしいのだが、朝7時5分の飛行機なので、始発のバスに乗っても1時間15分前くらいになってしまう。タクシーを呼ぶべきか否かを母に問うたところ、「いいんじゃないの、遅れても」という楽観的意見だったので、その意見を採用した。あと、パリで行きたい場所の位置関係および所要時間がわからなかったのでたずねておいた。さすがにはるか昔とはいえ、一年住んでた人はある程度の感覚があるものである。私がやろうとしていることは何とかできそうな感じだ。

そんなわけで20分程度母と話したのち、イタリア語学校に出かけた。授業の初め、サルデーニャ人のマリーナ先生が、「本日頭が痛いので、1時間15分の授業を1時間に短縮し、来週火曜の授業を1時間半にしてもいいか」という大変自由な感じの質問をしてきたので、もちろんかまわないよ、と答えておいた。生徒は現在私ひとりなので気楽なものだ。かなり無茶なテープ聞きとりの授業を終え、街に出てまたぶらぶらしながら帰る。H&Mでコートとオーバー20%オフ中ということで、のぞいてみたかったのだ。

H&Mはもちろん日本にも入っている、スウェーデンが誇る安くてそこそこ可愛い洋服店だ。ちなみに日本では入ったことなかった。しかしこちらでは大活躍である。何かワードローブに足りないとくれば基本はH&M。まずXSサイズがあるのが素晴らしい。こちらのSサイズは大きいのだ。

見て回って、手袋がなかったことを思い出して買う。日本円にして500円程度で買えてしまう手袋に逆に不安を覚えるものの、こっちで使い倒すくらいの勢いでいくぶんには何の問題もない。次にふらりとCALZEDONIAに入る。イタリアでタイツとか靴下というと私の中ではここだ。とはいえ入ったのは初めてなんだが。テレビCMでいっつもイタリア国歌(Fratelli d'Italia=イタリアの兄弟)のもじったやつ(Sorelle d'Italia=イタリアの姉妹)流れてるのがなんか気になる会社だ。ここで一番あったかいカシミア入りタイツ買ってみた。フランス行くとき履こう。

さて、帰宅して夕飯である。今日はもう作り置きを食べきっているので、洋食でいくことにした。ジェノベーゼソースの瓶を先日開けたので、この残りでパスタ完成。買ってきた子牛肉を適当にローズマリーふりかけて焼く。つけあわせにズッキーニとトマトとアンチョビ(全部残り物)を炒めて終わり。こちらは肉がうまいし安いので、焼くだけでいつもなんか豪華な感じだ。

そして夕食後、ぼんやり茶を飲みながらこれを書きはじめた。今これが終わったら明日のCILTAの宿題をやって、寝るんだろうと思われる。そういえばsala borsaで借りた本を返す期限が近いので、早くコピーしなければいけない。忘れていた。明日行こうかな。

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2009/11/26 00:00 | Comments(0) | TrackBack() | a Bologna

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