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さて、ブツを用意したところで、こっから先は写真つきでいきましょう。

と言っておいて、じつは家紋描く前のスーツケースの写真を撮り忘れたので、雰囲気でそこはカバーしてください。まあ、どうせ見ていけばわかると思います。




まずは家紋の元原稿ですね。これは家紋検索サイトから似たやつ探してきて、フォトショップで簡単に加工して、引き延ばした上でペンでなぞって修正して使用しました。これはペンで修正してる途中の写真。この原稿に、マスキングシートをかぶせて、ライトボックスで下から照らしてなぞります。



これがマスキングシート。A4サイズ。なぞったとこの写真とか全部撮ってなかったことに気づきました。台無し。



こんな感じでマスキングシートをカッターとハサミ駆使してくりぬいたやつをスーツケースに貼りつけます。下の紙をはがしてシートをべたーっと貼るんですが、まあーこの作業が超絶めんどいので、かなりの気合いが必要となります。よじれるわくっつくわメチャクチャ。



こんな感じで、まわりをカバーしてスプレー飛ばないようにします。ここでマスキングテープとゴミ袋大活躍。ゴミ袋はハサミで裂いて使いました。



はい、スプレー吹いたあと。こんなふうに銀色になるので、あとは乾くまで待つのみ。焦らず騒がず落ち着いてひたすら待つ。なんなら飯でも食っとくといい感じ。スプレー吹くときは外に新聞紙敷いてやるのをオススメ。何せ臭いから。



まわりをはがすとこんな感じ。よくできました。ただ、このままだと削れたりとかするから、ホントは上から透明テープとか貼る方がいいかも。でもこれ結構でかくてめんどくさいので、私は貼りません。削れたらそれはそれです。

ちなみにこれ裏です。表は明日か明後日あたり、もうちょい小さいのをひとつ入れようかなと思ってます。そちらもできたら写真貼ろうかな。

というわけでスーツケースに家紋を描きます。家紋にした理由とか聞かれてもあんま思い浮かびません。単に、スーツケースに絵を描こうと思って、何にしようかなーとか考えてるうちに、絵を描くより家紋の方がいいような気がしてきただけです。

うちの家紋は昔、「五三の桐」というごく普通のものだったんですが、ひいじいさんが何かカタイからという理由で変更したため、本当の名前がわからないものになっています。そもそも型があるものなのかも不明です。いちおう、ばあちゃん説によれば「蝶桐」というものらしいのですが、家紋検索サイトとかでもぴったり同じものは出ません。似たのはあるんですけどね。

ちなみにうちの名字も何かこっちの方がカッコいいからという理由で使用する漢字が変わっています。そういう適当な家です。


【スーツケースに家紋を描くのにひつようなもの】

スーツケース（黒／ポリカーボネート製）
スプレー（銀／ポリカーボネート製プラモデル用）
家紋の元原稿
マスキングテープおよびマスキングシート
ハサミおよびカッター
筆記用具
ゴミ袋
新聞紙
ライトボックス
開放空間（閉塞空間でやると中毒になるから）
気合い


以上のものを用意した上で、作業にとりかかりましょう。