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2024/05/20 01:27 |
ビザ申請という難関についての一考察 その1
さて、このブログは何のためにあるかというと

2009年秋に日本を出てイタリアに留学したい気持ちでいっぱいの人が、いろんな障害をこえて、結果なんとかイタリアに着いてみせるまでの切なくも雄々しい物語

を書きとめるためにあるわけです。


ここで重要なのは、「2009年秋」に出発しようとしている、という事実。そう、すでに時は来ているわけですよ。じゃあなぜ私はまだ日本にいるのか。答えは簡単。就学ビザの申請にとりかかれないからです。

さて、ここで私が混乱しないために、ビザ申請に必要らしい書類を箇条書きしてみる。

1、パスポート(表と写真のあるとこのコピーも)
2、大使館のサイトからDLできる申請書(写真はパスポートサイズ)
3、行く大学の事務局の受入承諾書
4、滞在期間中、十分生活できる額の銀行残高証明(注:3ヶ月分)
5、奨学金を支給される旨の証明書
6、ビザ有効期間をカバーする、医療・入院費用の保証されたイタリアで通用する海外旅行保険証書(注:3ヶ月分・伊語か英語)
7、イタリアでの宿泊先証明、航空券あるいは予約確認書(注:航空券とか今年はいらない説有)
8、日本の住民票


まず、4、6、7の注を適当に説明しておこう。
本来、イタリア政府の奨学金を貰う留学生は、4と6はいらないんですよね。ところが、今年は奨学金の支給が「2010年の1月から」なんです。だから、その1月までは私費で留学してる人扱いになるらしい。それで、10月〜1月くらいまでの3ヶ月分の4、6が必要になるとかなんとか……。何ソレ。意味不明。
で、7は今年すでにビザを申請した私費の留学生情報。「航空券あるいは予約確認書」がなくても申請できるようになった、という話なので、まあそれはありがたいっちゃありがたい。

さて、コレをふまえた上での現在の問題点も書いてみる。

問題1 3と5がまだ来ていない
問題2 6がえらいことになった
問題3 7が現在進行中


……何この問題山積み感。どうしたらいいというのか。
ついでに、ここでそれぞれの問題について状況を整理してみる。


問題1 3と5がまだ来ていない

まあ、何がどうなったのか、うまいことイタリア政府から奨学金をもらうことになったので、5でいう「奨学金留学生の証明=Dichiarazione di assegnazione di borsa di studio」をイタリアから貰わないことには、私はビザの申請ができません。

そして、これは本来、9月の頭には来ていなければなりません。なぜか。そりゃ、むこうの大学が一般的に10月1日から開講するからです。……もうすぐ! もうすぐだよ! まあ多分私は間に合わないね!

で、実はイタリア文化会館の人に、「3は、5を貰ってから頼んだ方がモメません」というアドバイス貰ってたんで、わざと遅めに動いていたのです。ところが5が来ない。痺れ切らして事務局にメール送ったのが一昨日。今返事待ち、というわけですよ。しかしこれも今年から申請方法が変わるとか変わらないとか、微妙なこと言われたのでちょっとどうなるのかわからない……。

そんなわけで、この2つの書類がまだ手元にない状態なんですよ私は。困ったねおい。
で、今日、文化会館の国費の担当の人にこりゃ困ったと聞いてみたら、「遅れてるのはイタリア政府責任だし、大使館にこの書類なしで申請できるか聞いてみろ」と言われたという……なんだそれ。そんなわけで明日、大使館に電話すんの決定。


問題2 6がえらいことになった
これね、だいぶ前に保険会社つとめてる友達についてきてもらって、海外旅行保険入ったわけです。それで、イタリア語の付保証明書というのをあとで送ってね、と頼んでおいたんです。まあ、1週間弱でコレが送られてきて、そのときはパッと見て「ああ、コレでよし」と思ってしまった。

……その思い込みがいかんかったね。なんとこの証書、今日もう一回見たら、

スペイン語だった……

まさかですよ。まさかの落とし穴ですよ。何ソレ。超うっかりサンだよ向こうの人。気づかなかった私もうっかりサンだけどもさ。

だってさ、なまじスペイン語かじっちゃったから、証書のタイトルとか引っかからずにフツーにスルーしちゃったんだもん。それにまさかスペイン語になってるとは思わないじゃん! さっき、人と電話してるときに声に出して読み上げた瞬間気づいたんだよ。これはイタリア語ではないと。イタリア語の響きではないと。途中に「VIAJE」って単語あって、サラッと「ビアーへ」って読んだけど、イタリア語の「J」は「ハ行」ではない。ていうか「J」の入った単語とかがもうイタリア語じゃない。あーあ。あーあだよ。

もうコレしょうがないから、明日保険会社に電話します……。


問題3 7が現在進行中

これはつまり、家の問題ですね、向こうで住む。
幸い、向こうでの指導教官から、彼の受け入れるもう1人の学生と2人で住める家を紹介してもらえたのですが、この家の細かい情報のやり取りがこれからなんです。もう私は面倒なので、よっぽどのことがない限りこの家に住みたい。そして、そこの大家から住居証明をもらいたい……!


とまあ、こんな状態なわけです。だから出られないんだよね日本。まあ幸い、登録してる授業が11月からだったからよかったようなものの……。

そんなわけでこのブログでは、そういう状態でごちゃーっと生活してる人の、刻一刻と変化する状況をお伝えしていこうかと思っています。

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2009/09/14 23:58 | Comments(0) | TrackBack() | PREPARAZIONE

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