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2026/02/04 13:36 |
帰国中その10(短め)
昼間、黒澤明の『七人の侍』を見た。なんだろうね、ものっすごいパワーだよね。菊千代死んだとこで泣いたよ。三船って凄いなあと思う。イタリア人もミフネ、クロサワって本当に当たり前のように知ってるんだよね。私は『羅生門』よりこちらのが余計に好きだ。久蔵カッコいいよなー。グッときます。そして、与平がすばらしいです。最後、百姓たちはまるで何もなかったみたいに、田植えに戻るんだよねえ。土着の彼らは強い生き物なのだ。土地を耕して食い物を作る、それを生業にするものの強さは侍の強さとはまた違う。

それから渋谷でMと、Mの旦那さんになるSさんと会った。彼女の結婚式に帰れるかわからないから。Sさんとは30分くらいしか話す時間はなかったが、頭の天辺から足の指の先まで、きちんとした、インテリジェンスのある人だ、という印象をその格好から受けた。洋服の選び方によい意味での神経の細やかさを感じた。聞き上手そうなイメージの、落ち着いた人だ。Mには似合っていると思う。またゆっくりお会いする機会があればいいな。

それから、渋谷の銀座線乗り場で両親と待ち合わせて京橋に天ぷらを食べに行った。父と私の誕生日祝いである。家は家人の誕生日は外食で祝うことになっている。旨い天ぷらだった。実に旨かった。どれもこれもおいしかったけど、特にたけのこの天ぷらおいしかったな。
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2010/01/23 00:00 | Comments(0) | TrackBack() | in Giappone
帰国中その9(短め)
この日の昼間、溝口健二の『雨月物語』を見た。なんていうか一言でいうと京マチ子の凄さ全開っていうか、化け物だった。いや、化け物なんだけど。あんなにあの役がハマって、演じ切れる人がいるだろうか。本当に恐ろしかった。そして有名な長回し。滞りなく流れるような画面。美しかった。溝口はあと『赤線地帯』を見たことがある。女性を撮る人、というイメージだ。黒澤は男を撮る人、って感じ。

それから、渋谷にクストリッツァの『マラドーナ』を見に行った。よい。素晴らしい。これはマラドーナのドキュメンタリーでもあり、クストリッツア自身を描いた映画でもある。マラドーナの出自とその存在の政治性、アルゼンチンの抱える問題、そういうものを思う。マラドーナはサッカーの天才だった。そしてアルゼンチンではもはや神ですらある。マラドーナ教はもはやギャグの域だが、彼らは本気だ。もう、マラドーナは一人の人間という枠を越えている。神の孤独と麻薬中毒、家族の感情、多分マラドーナの真実などマラドーナにしかわからない。それでいいのだ。

家に帰ったとき、ちょうど幼なじみのKが来ていた。土産を渡そうと思い、仕事の後にでも寄ってくれるよう頼んでいたのだ。Kに余裕があればそのあと、親友Nの家でやる鍋に一緒に行くところだったが、残念ながら明日がたまたま出社日ということで断念。久々に顔を合わせた幼なじみは変わらない。Kとは何年会っていなくても、まるで昨日別れた相手のように会話できる。今回はせいぜい3ヶ月ぶり、というところであったが。

Kが家に帰る道がちょうど私が駅に向かう道なので、一緒に家を出てNの家に行く。先日のK楽坂のときはいなかった、というかどうせ家も近いし2人で会うだろうと思ってたから呼ばなかったので、久々だ。Nが海鮮鍋を用意してくれていたので、ウコンの力とプリンをお土産に持っていった。鍋おいしかった。つもる話もできて楽しかった。もう眠いし泊まろうかと思ったが、明日も出ねばならないことを考慮して頑張って帰宅した。ちょうど終電があったので、寒い中歩かずにすんだ。歩いても大して遠くはないのだが。

2010/01/22 00:00 | Comments(0) | TrackBack() | in Giappone

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