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2026/02/04 13:38 |
帰国中その11(短め)
この日は昼間、父の従兄弟の葬儀があったので荻窪の教会に出かけた。といっても故人はキリスト教徒ではない。この教会の隣の病院に入院していたので、その縁である。

私は直接話したことのあまりない人だが、親戚中から愛された人だった、ということはよく理解できている。親戚筋が集まると、必ず彼の話題が衆口にのぼるからだ。脳外科医で某病院の院長もつとめた人だったにもかかわらず、検査というものを嫌い、70過ぎたら何があってもおかしくないんだから、大人しく死すべきである、という考え方の人であったが、最後は後輩の医師の説得もあって、最後の博打として胃癌の手術を受けたという。参列者代表の3人の話がどれもよくてつい泣いてしまった。特に故人のご友人であった方の、語りかけるような、しかしごく短いその話は本当に心に響いた。ご後輩の医師の方の話もまた、胸に迫るものがあった。

最後のもう一人の父の従兄弟(私の父には従兄弟が20人以上いる)の軽妙で、しかしあたたかい話もあって、適度に笑いも含まれ、しめっぽくなりすぎず、だが誰もから愛された故人の人柄が伝わる、とてもよい式だった。葬式というものはかくあるべきである。

その後、もう一度祖父に会いに永福町に行った。祖父から呼ばれていたのだ。少しだけ顔を出して、話をして、あたたかい志をもらった。

それから渋谷で予備校時代からの友、Aと会った。ずいぶん落ち着いて、元気になった様子でほっとした。彼女の挑戦にいい結果がもたらされることを祈っている。居酒屋でつもる話をしながらのんびりと夕食。私が明日発つことと、彼女が明日仕事に行くことを鑑みて、早めにお開き。Aはだいぶ酔っぱらっていたが、何とか無事横浜に着いたらしい。酔っぱらって、買った記憶のないケーキと肉まんを持って電車の終着駅に着き、しかもそこからまた記憶を失った2時間があって自宅にたどり着いたという意味不明な武勇伝の持ち主なので若干心配したが、まあ大事なくてよかった。

荷物の最終チェックの後、就寝。明日の昼過ぎの便で日本を出る。
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2010/01/24 00:00 | Comments(0) | TrackBack() | in Giappone

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