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2026/02/04 13:11 |
マジンガーZで終わる2010年1月 〜兜甲児は悔やまない〜
さて、9時半ごろ目が覚めたら雪が降っていて、かなりの勢いでフワーッとやる気をなくし、もう一回布団に入ろうかと思ったがそこは我慢して、とりあえず軽い掃除と全力の洗濯をこなしたら11時だった。やっぱり雪が降っていた。ダメだ、これは外に出る感じじゃない、家にいる感じだ、ハメハメハ大王だって間違いなくお休みだ、という判断を下し、12時からの映画の方はスルーすることにした。

その後、風呂に入って朝昼兼用の飯を終え、眠気対策としてひたすら先日の日記(先日である時点でそれはもう日記ではない、というツッコミは一切受けつけていない)を打っていたわけだが、まあやっぱり16時の時点で睡魔VS私の決戦は睡魔に軍配が上がり、1時間だけおやすみなさいすることにした。なんで17時までのお休みかというと、それはつまり『真マジンガー衝撃! Z編』(18時15分よりPalazzo Re Enzoにて上映)に間に合うためであり、上映中に睡魔を寄せ付けないためであり、寝すぎるとまた夜中眠れなくなることをふせぐためである。明日から新しい講義に顔を出す予定なので、さすがに夜寝られないのはツラい。

無事に1時間で目覚め、フル防寒装備で外に出る。人生でこれだけジーンズの下にいろいろ履いた経験はさすがにない。幸い雪はやんでいた。しかし前の雪が残ってるときに次の雪に降られると地面がエラいことになる。めっしょめしょである。そして寒い。いかんともしがたく寒い。でも兜甲児を見ないで終わらせるわけにはいかないので、頑張って歩いてみる。

やっとついたPiazza Maggioreで力いっぱい迷う。そもそもPalazzo Re Enzoってどれでしたっけ。この広場、建物だらけなので(なんという風情のない言い方か)どれがどれかわからなくなる。個人的に確実なのは聖堂とsala borsaだけだ。あとの建物の名前を私はまだ完全に覚えていない。が、今回のマジンガーZのおかげでPalazzo Re Enzoを覚えた。人が吸い込まれていくのを見ていたらどこだかわかった。ありがとう兜甲児。

建物の中に入り、てけてけ歩いていたらM.A.さんと会う。久々だ。最初、2人ともチケット売り場がわからず、間違えてパナソニックの3Dテレビの宣伝(って言えばいいのかどうか……)をやってる部屋に入ってしまった(ちなみにコレ、映画のあとで見て帰ったけど結構面白かった。かなり飛び出てた)。中の人に、映画なら上の階だと思う、と言われて階段を上ると、ありましたチケット売り場。今日はHERAのクーポンを持っているので1ユーロである。映画祭をバックアップ(という言い方で正しいのかは知らない)している水道会社(だと理解しているが、詳しくは不明)のクーポンで、この会社のサイトにあるフォームにちょいちょいっと書き込んで送ると返信メールが来て、それを印刷すれば7ユーロのチケットが1ユーロになるという、すばらしいクーポンである。Oさんに昨日教えてもらうまでイマイチこれの仕組みがよくわかっていなかったので、『ホッタラケ』のときにはバカ正直に7ユーロ払ってしまった。それでも日本で映画見に行くより安いんだけど。

チケットを入手し、まだ時間があったので売り場内の展示をみたり、売ってる本をパラ見したりして時間をつぶす。ラテンアメリカのデザインの本があって、ちょっと面白かったので買おうか迷ったが、まあ買うほどではないかな、という判断を下して立ち読みにとどめた。ジブリの翻訳本もけっこう売っており、こちらでの人気を感じる。

しばらくして会場入口に向かうと、先ほどまで何もなかったのにすでに列ができている。なんだ、こんなにいたのかマジンガーZ見たい奴。どこまでわかっていて見にきているのかは謎だが、それなりの人数がそこにはすでに並んでいた。ほどなくして開場の時間となる。M.A.さんとともにOさんの分も含めて前の方の3席を確保。入口で謎の整理券を配られたが、あとでこれはくじ引きでプレゼントを渡すためのものであったことが判明した。もちろん当たらなかったのでどうでもいい。くじを引く役のちっちゃい男の子が可愛かった、というくらいだ。少ししてOさんが現れる。目に眩しいオレンジのダウンで。あったかそうでいいなあ。Oさん曰く、『夜道で絶対轢かれない』そうだが、確かにこれならそちらの心配もナシである。来年ああいうの買おうかな。

席でしばしの雑談ののち、会場の電気が落とされる。『真マジンガー衝撃! Z編』の1〜3話上映の始まりである。そもそもテレビでやったシリーズの1〜3話上映ってのがかなりおかしな話なのだが、マジンガーZを見たい私にはそんなことはどうでもいい。何はなくとも兜甲児である。

まず、第1話でシリーズ全体の総集編、というか、全ての話を無理矢理1話に詰め込んでコンニチハ、状態のものが流される。凄まじいまでの“イチゲンサンお断り”感。確実に多くのイタリア人はついていってないはずだ。現に1話終わって何人か帰った。子供つれて。そもそもこれ子供向けじゃない。微笑ましいロボットアニメとかじゃ全然ない。兜甲児が見たい人向けだから。ああーそれにしてもアシュラ男爵って楽しい造形だよな。アニメでしゃべったときに漫画で見るよりテンションだだ上がる造形ナンバーワンでしょう。ちゃんと男声と女声かぶりますから。

そして何よりも我らが兜甲児ですよ。今回タイトルにも入れてみた「兜甲児は悔やまない」ですが、ナレーション中で力いっぱい叫ばれてました。ていうかナレーションの力強さが半端ない。兜甲児の名前を一体何度聞いただろうか。ああーもう爆笑。いちいち笑いどころが多すぎてどこからツッコミはじめていいのかすらわからない。全国の番長がケンカ吹っかけに熱海に来るとこからか、バイクとパイルダーはそんなに運転の仕方変わらないってとこからか、光子力の元となる鉱石にジャパニウムっていうひねりのなさ過ぎる名前ついてるところからか、おなじみの『パイルダー……オン!』からか、それとも番長の『熱海がこんなに怖いところだったなんて……』からか。ダメだもうこれ笑い死ぬ。超面白い。見にきてよかった。

とはいえそう思ってた人はあまり多くないと思う。コレ初見でイタリア人そうは楽しめないと思う。でもとりあえず私の右斜め前方に悶えてるイタリア人1人発見。ちなみにミリオンα(?)の両胸のコクピットが後ろからわしづかみにされて壊れるとこで腹抱えて笑ってたよ……お前のツボはそこか。

見終わったあと、我々3人は全員笑撃のあまりどうしたらいいのやら状態だったわけだが、多分子供連れてきたイタリア人のご両親はもっとどうしたらいいのやら状態だったと思われる。いやーすごかった。

その後、バスで家まで帰って夕飯を食べ、お茶を飲んだのだが、そこでまあビックリするくらいの睡魔に襲われ、座ったままガックンガックン首降ってて、お茶のマグカップの上におでこのせるっていう地味に額が痛い事件が起こり、ぐったりしてもう寝てしまおう、ということで22時半には布団に入っていた。超健全。本当によく眠れた。兜甲児のおかげですありがとう。
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2010/01/31 00:00 | Comments(2) | TrackBack() | a Bologna
Bettoli事件後遺症のためぐったり その4
結局9時過ぎに目覚めた後、頑張って風呂入って活動開始してみた。昼前くらいに起きてきたKさんとともに近所に買い物へ。今日と次の日を乗り切るための買い物である。何となく生パスタが食べたい気分だったので、家の近くにある生パスタの店、Nonna Cesiraにてタリアテッレ(パスタの種類、幅広の麺)とラグー・ボロネーゼ(ボロネーゼのパスタを作るためのソース、と言えばいいだろうか、要するに ミートソース的なものだ)を買ってみた。それと野菜や肉などを買い込んで帰ってきて、本日一食目の昼ご飯の準備を始める。

今日は野菜と肉団子をどかーっと煮込んだスープを作ってしまって、明日まで食べよう、という作戦であったから、パスタを用意する前にそちらを片付けることにした。冷蔵庫の中になぜかキャベツがひと玉丸々あって、これが一体どういう経緯でここに残されていたのか全く思い出せなかったため、とにかくスープにでもして消費すべきだ、という気持ちになったのだ。ひと玉のキャベツをガコガコ切る。ズッキーニの残りも切る。ニンジンとマッシュルームとタマネギも切る。タマネギは一個だけみじん切り。ジャガイモは新ジャガだったので、洗っておしまい。ひき肉にみじん切りタマネギと卵、小麦粉と塩胡椒投入して肉団子制作、あとは炒めてスープにするのみ。ダシとるのにベーコン放り込んで炒めて、かたい野菜放り込んで炒めて、残り放り込んで炒めて、水出て来たらそこにさらに水くわえて、ちょっとだけ野菜のブロード入れて、オレガノと黒胡椒ふって、沸騰してきたら肉団子。あとはひたすら煮込んでおしまい。

という調子で、ゆるーく料理をしながらなんとなく料理番組っぽいしゃべりを披露していたら、あまりのゆるさにどう考えても料理番組とは思えない代物になってちょっと面白かった。

どうでもいいが、イタリアでタマネギ買おうとすると2種類あって、色を聞かれる。白か黄色か、である。日本で普段食べてるタマネギは黄色のほうで、白を買うとまわりの皮まで白い。今回初めて白を買ってみたが、スープにしたせいか、味の差はあまり大きくない。白の方がちょっと柔らかめで甘いかな? というくらいだ。サラダとかなら白がいいのかもしれない。

さて、ボロネーゼとこのスープをちょっと食して今日の朝昼ご飯が15時前に終わり、そこでまた眠くなってきたのでどうしたものか、と思っていたら、Kさんまで眠くなるというどうしょうもない事態に陥った。二人でぐったり。結局夜の20時ごろまでぐったりしていて、そこで一念発起したKさんが帰宅し、私はもうこれはぐったりすごそう、ということでぼーっとしていると、Oさん(フランス編のOさんとは別人だ)から明日の映画の誘いの電話をもらった。昼12時のものと夜18時のもの。12時は無理かもしれないが、18時は行きたい、と伝えた。だって……『マジンガーZ』だったんだもん……。

深夜3時ごろまた目をつぶってみたが、また1〜2時間ぐらいで目が覚め、また寝る、を繰り返した。結局、31日は朝9時半ごろ布団を出た。


2010/01/30 00:00 | Comments(0) | TrackBack() | a Bologna

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